スキップをするように、この時代を軽やかに駆けていけたら…。
そんな想いをかたちにしたのが今年の作品展「SKIP」。
直前に起こった東日本大震災の衝撃も覚めやらぬ時期でしたが、
「私にできることは、お越しくださる皆様に、
明るく、しなやかな未来を予感していただけるような作品を
お届けすることだ」…との想いで生まれたものばかりです。
楽団や白いチェロたちの奏でるメロディーに誘われて
軽やかに踊るユーモラスな女神たち。
メインテーマの作品群を、
あなたはどんなふうに捉えていただけたでしょうか?
今年は白いチェロを主人公にした、写真集も作成しました。
今までは「作品の写真を撮る」ことのみを考えてきましたが
「作品を風景の中に配置し、その物語を写し取る」という手法の
楽しさ、可能性を見出すことができ、もとてもわくわくしています。
期間中、ガーデンのテーブルに置いたそれを、皆様に楽しんでいただきました。
また、額を陶で作り、その中に写真集で使用した写真を入れた
額縁時計を新作として作りました。
自分の作品同士の自家製コラボレーション、ともいうべき、
私にとっても、とても楽しい作品が生まれたと思っています。
作品をお買い上げいただいた方へのおまけとして、
今年はミニプレートと、陶器の飾りに
革ひもをつけたペンダントを作りました。
このペンダントが思いのほか好評で、
もうひとつ欲しいから、と、作品を追加でお求めになられた方も
おられました…いやはや、嬉しい限りです。
予想を上回るお客様にお越しいただき、
そして皆様の笑顔を拝見しながら、
こうして、毎年変わらずお会いできることの喜び、
幸せを、かみしめずにはいられませんでした。
この気持ちを大事にしながら、
また来年のテーマに向け、始動してまいります!
お越しくださった全ての皆様、
そして、係わってくださった生徒の皆さん、スタッフの皆さん
おひとりおひとりに、感謝いたします。
ありがとうございました…!