「身を軽くして 何もかも空に飛ばして その中で漂いたい
雲の風船で遊べたら 空から降ってくる 音のしずくで遊べたら…」
「飛ばす」「浮かべる」…そんな言葉遊びでイメージを紡ぎながら
ついには本当に、作品を宙に浮かべてしまった、想い出深い(?)作品展です。
その手法は様々。
ワイヤーを使って空飛ぶ馬をイメージしたり、
色を塗り分けた竹を組み、水に漂う小舟を表現したり。
ただ整然と並べた作品を観て頂くのではなく、
毎年楽しみにして下さっている皆様を
どんなふうに「驚かせようか」「楽しんでいただこうか」
…その想いにあふれた作品展であるように願いつつ、
アイディアを練ることを常としているのです。
今年は、私のチェロの先生、斉藤栄一さんの
「ぜひ、白石さんの作品の中で、チェロを奏でてみたいんです」
とのお申し出により実現した、
「作品と音楽のコラボレーション」!
これもまた、私にとって、新たなひらめきを与えてくれる事となりました。
この作品展においで下さったお客様、
そして、係わってくださった全ての方に、感謝いたします。